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第3回まっしろ企画会議

2月4日 毎度おなじみの都内某所にて、3回目の企画会議を行いました。

前日の夜から一部メンバーが集まっていたということもあり、
半ばへろへろな状態で会議が始まりました。
当企画会議でもそうですが、一度集まるといつまでも話が収まらず、
夜通し話し込んでしまう、ということが往々にしてあるのです。

今後の企画内容については、すでにかなりアイデアが出ていますので、
今回は主に2回目に何を行うのかと、今後の新しい表現について話し合いました。

第2回目の企画については、言葉と想いという点にスポットを当てて、
1つの造形物(言葉を寄り集めた木、もしくは花のような)を制作するという
案が出ていたのですが、やはり2回目としては、
テーマが重く適切ではない、ということになりました。

では代わりに何を行うか、という話しになります。
言葉を用いてまた違った表現を行いたい、もしくは作品制作から離れて、
外へ体験に動き出す、などなど様々な考えを出し合いましたが、
なかなか納得のいく答えが見つからず、
また次回に持ち越しということになりました。

煮詰まってしまったこともあり、会議を少々早めに切り上げた私たちは、
当てもなく夜の散歩を始めました。
ビルが建ち並ぶ、奥行きのある街の様子を眺めていると、
ふと「写真を撮ってみよう」と思い立ちました。

個人的に以前からやってみたい、と考えていた写真表現が二つほどありまして、
一つは街中の銅像やポスターと同じポーズをして隣に並ぶ、というもので、
もう一つは撮影した写真を傾けて、天地が逆転したように見せる錯覚写真です。

街中に目を向けると、いたる所に作品になりそうな景色があり、
思いつくままに様々な場所で撮影を行いました。
端から見れば「こんな寒い中、いったい何をやっているのだろう?」
と不審に思われてしまいそうですが、声をかけられるようなこともなく、
気がついたときにはかなり遅い時間になっていました。

撮影した写真はどれもかなり荒削りですが、
何枚か「これがやりたかった!」というような、手応えを感じる物もあり、
今後の活動に活かしていきたいと考えました。

まだまだ作品と呼べるような出来ではありませんが、
写真が溜まってきたら、企画として公開したいと考えております。

カメラを手に撮影場所を探しながら歩き回っていると、
街中のあらゆる風景が新鮮に目に映るようで、散歩とは違った楽しさを感じました。
今後とも定期的に、このような集まりができたらなと思っています。

渡辺シュウヘイ